再掲載:まてないわたしのかなしきさだめ

自然の発露。

ほんとはただそれだけなのに。

誰かがいいねと言ってくれると、
今度はそれに応えたくなる。

私は触媒。

ほんとはただそれだけなのに。

褒められたことが
あんまり気持ちがよかったから、
今度は自分で生み出そうとしてしまう。

一度手にした賞賛を、
二度とは手放したくないからね。

うん、うん、うん、うん、唸りながら、
何とか期待に応えようとしてしまう。

ほんとは期待なんて、
気のせいにすぎないのに、
一生懸命応えようとしてしまう。

だけどそんな私には、
もはや自然の発露はやってこない。

不自然な私に自然の発露は、
ついぞ訪れることはない。

だってそうじゃないか。

賞賛を得たいと思った瞬間に、
私の心はぱさぱさぱさと、
乾いてしまっていたのだから。


※タイトルならびに本文内容は、2018年1月3日に掲載したものです。
 自戒を込めて、再掲載させていただきました。

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Commented by haru123fu at 2018-08-19 14:00
再投稿してくださって、ありがとうございます。
この作品を朗読させてもらいました。
心に染み入るような詩に感動です。
Commented by chobichobi729 at 2018-08-19 20:10
こんばんは。
今日は温かいコメントを有り難うございました。

凄く耳が痛い詩です。
「誰かがいいねと言ってくれると、
今度はそれに応えたくなる」
今の私そのままじゃないかな?
ジャイアンが好きだから一生懸命世話してあげたいと思ったのですが、今はもしかしたら皆さんの優しい言葉欲しさにやっているのでは?
過ごしやすく考えさせられました。
Commented by m-kumatta at 2018-08-19 21:14
ちょびんこさん。
こんばんは。
こちらこそ、ご訪問いただきありがとうございます♪

ただ、この詩を読んで自分のことをお責めにはならないでくださいね。
私だってまったく一緒ですから (^-^;

それに、ちょびんこさんにお世話されて、
今のジャイアンくんがのびのびと暮らすことができているのは、
紛れもない事実です!

そして。
大切なのは、自分のしていることを否定することではなく、
自分の心との対話を続けることなんだと私は思います。

ちょびんこさんにとって、
この詩が心の対話をするきっかけになってくれたなら。
それが私にとってはとても嬉しいことです(^^♪
by m-kumatta | 2018-08-15 16:51 | 過去もの | Comments(3)