いびつな私は、
どこまで行ってもいびつなままで。

いろんな枠を探しては、
収まろうとはしてみたんだけど。

角が当たって痛かったり、
ぶかぶかすぎて心地悪かったりで。

どうにも、どこにも見つからない。

それでもまだまだ頑張って、
探し続けてはきたんだけど。

次こそは、次こそはって、
そんな風に自分を励まし続けるのも、
何だかもう疲れちゃった。

もしかしたらって言うか、
たぶんきっと。

世界には私にぴったりと嵌まるものなんて、
おそらくひとつもありやしない。

仮にあったとしたんだとしても、
これだけ探してないのなら、
それは私にとってはないも一緒。

散々求めた暁に、
世界が私に提示した、
とても哀しく、虚しい事実。

世界はなんて悲惨に満ち溢れている、
とは思うんだけど。

同時にもう一つ気が付いた。

この世界には私にぴったりと嵌まることなんて、
どこにも、ひとつもありやしない。

そうなんだ、この悲惨な事実こそが。

私が世界で唯一だと、
かけがえのないものだと、
そう証明しているわけで。

そんな私という存在の皮肉さがある意味潔くて、
哀しいけれど、どこか清々しくもあったりするんだ。



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by m-kumatta | 2018-01-25 10:56 | 思索 | Comments(0)

僕と君との間には、

何もない。
見つめ合う、僕と君との間には。

何もない。
僕らが掛け合う、声と声との間には。

何もない。
消えては浮かぶ、思考と思考の間には。

何もない?
その隙間には何もない、はずなのに。

空間、沈黙、静寂とか。

私たちの周りには、
いろんな名前の何もない、が溢れている。

きっと、昔の人たちは知っていたんだと思う。

ない、があるから、
ある、があるってこと。

私たちは、
無限に広がる形ないものに支えられ、
ほんのわずかな形ある生を享受している。





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by m-kumatta | 2018-01-13 22:37 | 思索 | Comments(0)

どうしてわからないの?

あなたの振りかざすその正義が、
あなた自身の首を絞めていることに。

どうして気が付かないの?

あなたが正義を声高に叫ぶたび、
他者の良識など私は信頼していないって、
大っぴらに表明してしまっていることに。

確かにあなたは、
圧倒的に正しいのかもしれない。

だけど正義という名のものさしで、
あなたが世の中を測れば測るほど。

私たちの生きる世界が狭く小さくなっていくことに、
あなたはほんとに気が付かないの?

他者の良識を信頼することもできない、
ぎすぎすした社会を築くことがほんとにあなたの本意なの?

それともあなたは正しさだけの世界が、
楽園なのだと本気で信じてしまっているの?

正しさしかない世界は窮屈だ。
正しさしかない世界は不寛容だ。
正しさしかない世界は排他的だ。
正しさしかない世界は醜悪だ。

それでもあなたはまだ、
正しさだけを追い求めるのですか?


※タイトルは、
『中島みゆき:Nobody is Right』歌詞より引用させていただきました。

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by m-kumatta | 2018-01-07 13:01 | 思索 | Comments(0)

自然の発露。

ほんとはただそれだけなのに。

誰かがいいねと言ってくれると、
今度はそれに応えたくなる。

私は触媒。

ほんとはただそれだけなのに。

褒められたことが
あんまり気持ちがよかったから、
今度は自分で生み出そうとしてしまう。

一度手にした賞賛を、
二度とは手放したくないからね。

うん、うん、うん、うん、唸りながら、
何とか期待に応えようとしてしまう。

ほんとは期待なんて、
気のせいにすぎないのに、
一生懸命応えようとしてしまう。

だけどそんな私には、
もはや自然の発露はやってこない。

不自然な私に自然の発露は、
ついぞ訪れることはない。

だってそうじゃないか。

賞賛を得たいと思った瞬間に、
私の心はぱさぱさぱさと、
乾いてしまっていたのだから。



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by m-kumatta | 2018-01-03 09:35 | 思索 | Comments(0)

きっと今日もまた。


人は集団になると別の生き物になる。

そんなことみんな百も承知なのに、
それでも誰もが進んで集団に飲み込まれようとする。

だって人は一人では生きられないなんて、
もっともらしいことを呟きながら、
人は進んでその身を捧げる。

独りであることと、
独りになることはまったく違うことなのに……。

きっと今日もまた、
独り立つことの不安に耐えかねて。

どこかで誰かが、
集団という得体の知れない生き物に己を捧げているのだろう。





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by m-kumatta | 2017-10-22 09:42 | 思索 | Comments(0)

あなたがそんなに必死なのは唯一、
その既得権益が脅かされることを心配しているから。

その証拠に。
あなたの優遇が保証されているなら、
あなたは決して必死になったりはしないだろう。

大切なのは、特別な私を守ること。
その他のことは二の次だ。

え、なに?

だって、
力を得なければ、
みんなのことは守れないって?

いや、それは言い方が間違っているよ。
というか、誤魔化してるよ。

正しくは、
力を得なければ、
” 私が ” 、みんなのことを守れないでしょ?

悪いけど、守る人はいつだっているよ。

それが本当に守ることになっているかは別問題だけど、
それはあなたがやったところでおんなじこと。

それがあなたなのか、他の人なのかだけの違いだから。

だいたい何を守るんだい?
家族を? 一族を? 組織を? 国民を? 
世界を? 人間を? 動物を? 植物を? 

それが何かは知らないけれど、
じゃあ、そこから漏れたらどうなるって言うの?

それに。
本当に守ることが大切なら、
別にそこに私がいようといまいと、
どっちでもいいはずなんだよ。

でも、あなたは決まって言うんだ。
私じゃなきゃ、私だからこそ、ってね。

そして、
そのためには我に力をって、
大きな声で叫ぶんだ。

そんなの、
ご褒美くれなきゃお手伝いしない、
って言うこどもと一緒だよ。

私はつくづく思うんだ。

ああ、人間って身体は大きくなるかもしれないけど、
根っこはなんにも変わらないんだなって。

別に責めているわけじゃない。

誰だって私が大事だし、
私と、私が大切なものを守りたいって思ってる。

それはいいんだ。
だって、私と私の欲望はひとつだから。
決して分離はできないから。

だからせめて、
それを隠さないでほしいんだ。

あなたたちは、
自分の欲望を隠して見ないようにすることで、
他の人の欲望に対して、とても心が狭くなっている。

やれ彼は欲が深い、
やれ彼女は自分のことしか考えてないって、
あなたたちはいつも大騒ぎしてるけど。

あれ?
私も結局一緒じゃない?
って、思い至ることは決してない。

たとえ心をよぎっても、
見なかったことにしてしまう。

そんな嘘で塗り固めたあなたたちに、
私がいったい何を投じればいいと言うの?

私の願いはただひとつ。

力が、玩具が欲しいなら、
欲しいとそう言えばいい。

あなたの欲望をひた隠すために、
みんなとか、未来ある子供たちのことを、
決して利用しないでほしい。

その存在を貶めるようなことだけは、
本当にやめてほしい。

ただただ、そう願うんだ。




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by m-kumatta | 2017-10-14 10:04 | 思索 | Comments(0)

急がば回れない人たちへ

慌てないで。
始めから全部を知らなくてもいいんだよ。

焦らないで。
最初から全てを教える必要はないんだよ。


私たちの中にある器は、とても不思議で。

急いで一気に詰め込むと、
あっという間にいっぱいなのに。

慌てず、ゆっくり、愛情込めて入れてくと、
驚くほどにたくさんのことを吸収してくれるんだ。


だから、決して慌てないで。

性急な私はすぐに忘れてしまうから。
自戒を込めて。





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by m-kumatta | 2017-10-10 22:39 | 思索 | Comments(0)


私がこんなにも興奮しているのは、
わからず屋のあなたに私の正しさをどうしても認めさせたいから。

私がこんなにも憤っているのは、
ずる賢いあなたに利用されることにどうしても我慢ならないから。

みんながみんな、自分を認めさせたいし、
みんながみんな、誰にも利用はされたくない。

どうりで争いがなくならないわけだ。


※タイトルは、
『中島みゆき:Nobody is Right』歌詞より引用させていただきました。



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by m-kumatta | 2017-10-04 20:47 | 思索 | Comments(0)

はっきり言うよ。

あなたがずっとなりたがっているもの。
あなたが今まで夢見てきたもの。

そんなものは今すぐ打ち捨ててしまいなさい。

どうしてそんなひどいことを言うのかって?

注意深く、よおく聴いて。

私は "なりたいもの" と、言っているんだよ。

したいことは、今すぐしなさい。
やりたいことは、ずっとやり続けなさい。

でもそれはね。

いつかの将来ためにしているのではなくて、
あなたがそれをただ愛しているから、しているんだってこと。

なるために、するんじゃない。
愛しているから、やっているんだ。

今の自分に迷っている人がいるなら、
そのことをよおく考えてみてほしいんだ。





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by m-kumatta | 2017-10-01 06:52 | 思索 | Comments(0)

同期現象って、
徐々に起こるのではなくて。

ばらばらだったものが、

ある時突然、
いきなり、ぴったり合わさるんだって。

私たちもこの世界の生き物だから、
きっと同じ。

一見、関係のない物事が、
或る日突然かみ合って、
私たちの人生を形作るんじゃないかって。

そんなことを思ったよ。


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by m-kumatta | 2017-09-30 22:56 | 思索 | Comments(0)